どうも、DIY大好きムラサキコです。
先日PS5・PSVR2・4Kテレビを同時期に購入(よって貧しい……笑)したところ、テレビ周りがごちゃごちゃに。
今まで使っていたテレビ台(2代目DIYテレビ台)では手狭になってしまったので、テレビ台を新しくDIYしました♪
今回作ったのは、↓のテレビ台です。
PS5専用の棚↓
ダルトンのアルミコンテナ(Mサイズ)にはPSVR2を収納しています↓
PS5を置く専用の棚をテレビ台に組み込んだのが、今回のDIYのポイントです!
PSVR2の収納場所も、テレビ台の下におしゃれに確保♪
ひさびさの大型木工DIYでなかなか疲れましたが、とても楽しく達成感あるテレビ台を作れました。
というわけで、今回はアカシア集成材を使ったアンティーク×ナチュラルなテレビ台の作り方をくわしく解説します。
テレビ台の作り方を写真付きでくわしく解説するので、テレビ台をDIYしたいと考えている人はぜひ参考にしてください♪
アカシア集成材を使ったDIYテレビ台の設計図
いつものごとく手書きの設計図です笑。
今回、テレビ台をDIYした一番の目的は、「PS5とPSVRをスッキリおしゃれに収納できるテレビ台を作ること」でした。
テレビも32型→43型と一回り大きくなったので、今使っているテレビ台よりもサイズを大きくしてテレビをゆったりと置きたいという目的もあります。
今使っているテレビ台(2代目DIYテレビ台)↓
2代目DIYテレビ台の大きさは「奥行36cm×幅120cm」でしたが、今回DIYした3代目DIYテレビ台は「奥行40cm×幅150cm」にサイズアップさせました。
PS5専用棚をテレビ台に組み込んだことで、30cm幅広になった感じです。
2代目DIYテレビ台の両サイドの脚として使用していたアンティークボックスは、そのまま再利用(お気に入りのアンティークボックスです♪)。
設計したあとにジャストサイズな市販の木箱を見つけるのは至難の業なので、テレビ台の脚として使用するアンティークボックスや引き出し用の木箱を探してから全体を設計したほうがスムーズだと思います。
アカシア集成材をナチュラルな雰囲気に塗装し、アンティークボックス(脚)とアンティーク風ボックス(引き出し)、ダルトンのアルミコンテナを組み合わせることで、レトロでナチュラルな雰囲気のテレビ台に仕上げました。
アンティーク(レトロ)×ナチュラルが、今回のDIYテレビ台のテーマでもあります。
テーマを決めてDIYすれば、満足感の高いDIY作品を作れますよ♪
アカシア集成材を使ったDIYテレビ台に必要な材料・道具
【必要な材料・道具一覧】
- アカシア集成材
- アンティークボックス
- 木箱(引き出し用)
- ウッドワックス
- 木ネジ
- のこぎり
- 紙やすり
- 電動ドライバー(プラスドライバー&穴あけドリル)
- ハケ・ふきん
- レジャーシート
- シャープペンシル・定規
- カッター
- マスキングテープ
- グローブ
- 踏み台
- 掃除機
アカシア集成材
アカシア集成材はホームセンターなどで購入できます。
今回は、厚さ1.5cm×幅40cm×長さ182.5cmのアカシア集成材を3枚用意しました。
必要に応じた長さと枚数のアカシア集成材を用意しましょう。
アンティークボックス
アンティークボックスは、テレビ台の左右の脚として使います。
アンティークボックスやアンティークボックスをテレビ台のDIYに使用することでレトロな雰囲気を演出できます。
できるだけ丈夫な木箱を用意しましょう。
木箱(引き出し用)
好きな大きさデザインの木箱を、引き出し用として用意しましょう。
今回は高さ11cm×奥行き36cm×幅26cmの木箱を3つ使用しました。
必要に応じた大きさや個数の木箱を、テレビ台の引き出しとして用意してください。
木箱を購入してから、木箱のサイズに合わせてテレビ台を設計するのも1つの方法です!
ウッドワックス
ウッドワックスは、アカシア集成材を塗装するのに使用します。
ムラサキコがいつも使っているウッドワックスは、「オスモカラー・チーク」。
ナチュラルな雰囲気のDIY作品を作りたい人に、オスモカラーはおすすめです♪
木ネジ
写真はキャンドゥの木ネジです。
板の厚みに合わせて必要な長さの木ネジを用意しましょう。
今回のDIYテレビ台に使用する板は1.5cmの厚さなので、29mmと24mmを使用しました。
木の色になじむ色の木ネジを選ぶようにしましょう。
のこぎり
のこぎりはアカシア集成材をカットするのに使用します。
写真のバクマソーは、DIY初心者でも扱いやすいのこぎりなのでおすすめです♪
紙やすり
紙やすりはのこぎりでカットしたアカシア集成材の切断面や角部分を削ってキレイにするために使用します。
写真はダイソーの紙やすり。
粗目と細目複数枚入っている紙やすりがおすすめです。
電動ドライバー(プラスドライバー&穴あけドリル)
プラスドライバー・穴あけドリルに交換できる電動ドライバーを用意しましょう。
桐材やファルカタ材などとくらべるとアカシア集成材は比較的丈夫で硬いので、下穴をあけてからネジ止めするのがおすすめです。
ハケ・ふきん
ハケは、ウッドワックスをアカシア集成材に塗るために使用します。
ウッドワックスはハケで塗るだけではムラになってしまうので、ふきんなどの布でしっかり拭き取ることが大切です。
いらない布を用意しましょう。
レジャーシート
レジャーシートは、アカシア集成材をカットするときや塗装するときに床に敷いて傷や汚れを防止するために使います。
写真はキャンドゥのレジャーシート。
塗料が染み出る可能性があるので、レジャーシートは2枚用意して重ねて使用しましょう。
シャープペンシル・定規
シャープペンシルと定規は、アカシア集成材にカットのための線を引くのに使用します。
カッター
カッターは、カット用に引いた線をなぞって溝をつくるのに使います。
アカシア集成材にカッターで切れ目を入れることで、のこぎりで切る際のガイドとなり木材をカットしやすくなります。
マスキングテープ
マスキングテープは、カットしたアカシア集成材に番号をふるのに使用します。
カットした木材に番号をふっておけば、テレビ台の組み立てがスムーズになります。
グローブ
グローブは、アカシア集成材にウッドワックスを塗るときに使用します。
写真のニトリルグローブは丈夫で手にフィットするのでおすすめです♪
踏み台
踏み台は、アカシア集成材をカットするときに土台として使用します。
同じくらいの高さの踏み台を2つ用意しましょう。
踏み台が無い場合は、本を積み上げるなどすれば代用可能です。
掃除機
掃除機は、アカシア集成材をのこぎりでカットしたときにおがくずを吸い取るために使用します。
こまめに掃除機でおがくずを吸い取れば、木材カットも最後の片付けもラクになるのでおすすめです。
最後の掃除をラクにしたい、ムラサキコならではのやり方です笑
DIY初心者向け家具が知りたい人は、以下の記事をチェック!
アカシア集成材を使ったDIYテレビ台の作り方
それでは、アカシア集成材を使ったDIYテレビ台の作り方をくわしく解説していきます。
写真でテレビ台DIYの手順を解説するので、ぜひ参考にしてください♪
手順①アカシア集成材のカット
まずは、作業場所を確保し、レジャーシートを2枚重ねて敷きます。
100均のレジャーシートは、1枚だと塗料が床に染み出てしまうことがあるので2枚敷きがおすすめです。
アカシア集成材の板に、カットするための線を引いていきます。
設計図に基づいて定規やメジャーで測りながら、正確に線を引いていきましょう。
こんな感じ。
線に沿って、カッターでアカシア集成材に切り目を入れていきます。
カッターで入れた切り目は、のこぎりでカットするときのガイドになります。
深めに切り目を入れるのがおすすめです。
アカシア集成材に線引き・切り目づけを終えたら、どの部分の木材なのかわかりやすいようにマスキングテープで印をつけましょう。
工夫して作業効率を上げるのが、大型木工DIY成功のコツです。
すべてのアカシア集成材のカットの線引き・印付けが終わりました。
踏み台にカットするアカシア集成材をのせます。
アカシア集成材をのこぎりでカットしていきます。
おがくずをこまめに掃除機で吸って、ガイドとなる線や切り目を見やすい状態を保ちましょう。
木材カットは、木工DIYの要。
集中して丁寧におこないましょう。
カット完了。
のこぎりで木材をカットするときは、力を入れすぎないのがコツです。
軽い感じでアカシア集成材を切っていきましょう。
アカシア集成材をカットし終えたら、紙やすりで側の四辺を整えます。
粗目の紙やすりで削ったあとに、細目の紙やすりで整えましょう。
とくにカット面はざらざらしているので、入念にやすりがけしましょう。
集成材の木表(表面の広いところ)はキレイなことが多いので、あまりやすりがけしなくて大丈夫。
側面の四辺だけやすりがけするようにしましょう。
カット完了!
アカシア集成材は、普段ムラサキコが多用する桐材やファルカタ材とくらべると重たいので骨が折れました……汗。
大型木工DIYは体力を使うため、いかに集中力を切らさないかで仕上がりに差が出ます。
完成を急がず、休み休みDIYをおこなうことが大切です!(木工DIYを数多く経験してきたムラサキコの個人的な意見です笑)
手順②カットしたアカシア集成材の塗装
アカシア集成材の塗装を終えたら、カットした木材をウッドワックスで塗装していきます。
まずは、グローブをはめましょう。
ハケでウッドワックスを全体的に塗っていきます。
この段階ではムラがあってもかまわないので、手早く塗っていきましょう。
全体的にウッドワックスを塗り終わったら、ふきんでウッドワックスを拭き取っていきます。
きちんと塗料を拭き取らないとムラになってしまうので、入念に拭き取りましょう。
ウッドワックスの塗装完了。
丸1日乾かします。
手順③テレビ台の組み立て
カットしたアカシア集成材の塗装が乾いたら、テレビ台の組み立て作業に移ります。
2代目DIYテレビ台からアンティークボックスを取り外すために、テレビを移動させます。
移動させたのは初代DIYテレビ台(現在は工作台として使用)です。
テレビがギリギリ笑。
PS5も床に降ろしました。
2代目DIYテレビ台からアンティークボックスを取り外します。
アンティークボックスの取り外し完了。
お気に入りのアンティークボックスなのですが、ボロボロになってきました……。
まずは、アンティークボックスを天板に取り付けます。
アンティークボックスの上に天板となるアカシア集成材をのせましょう。
アンティークボックスと天板の角をしっかりそろえます。
位置が決まったら、ドリルで穴を空けます。
アカシア材は比較的硬めなので、下穴を空けたほうがネジ止めがうまくいきますよ。
下穴に沿ってネジ止めします。
こんな感じで、アンティークボックスの位置に合わせて、天板を4カ所ネジ止めします。
ムラサキコのネジ止めはいつもアバウトで感覚的笑。
板の厚さを考えてだいたいの位置でネジ止めしていますが、不安な人は四隅からの距離を測って印をつけた上でドリルで穴をあけましょう。
左右のアンティークボックスを、アカシア集成材の天板にネジ止めし終えました。
次に、DIYテレビ台の設計図左側のこの部分を組み立てていきます。
設計図②のDVDレコーダーを乗せるための棚を取り付ける位置を、設計図③のアカシア集成材にシャープペンシルと定規で印付けします。
印に合わせて2つの板の位置を確認。
上下ひっくり返して、ドリルで穴を空けて2つの板をネジ止めします。
ネジ止め。
こんな感じで3カ所ネジ止めします。
ネジ止めした2枚の板を、アンティークボックスに固定します。
写真のように、板や木箱を使用してネジ止めする部分の板の高さを調整しましょう。
アンティークボックス側から、棚をドリルで穴を空けてネジで3カ所固定します。
ムラサキコが使用したアンティークボックスには、格子状の仕切りがあるので作業しづらいです……。
天板との接続部分もネジ止めします。
こんな感じで3か所ネジ止めしたら……
DIYテレビ台左側部分の組み立て完了です。
次に、DIYテレビ台の設計図右側のこの部分を組み立てていきます。
写真のように、3段の引き出しの棚の位置を定規で測って線を引きます。
木箱や板で高さを調整して、線に沿って引き出しの棚を3つネジで取り付けます。
こんな感じで棚ごとに4カ所ずつネジ止めします。
こんな感じ。
天板とアンティークボックスに、組み立てた3段の棚を取り付けていきます。
左側のPS5の土台となる板をはめ、引き出しの最下部の棚を本などで高さを出して組み立てた棚全体の位置を調整します。
最初に、左部分の仕切りとなる板を天板に固定します。
こんな感じで3ヵ所ネジ止めします。
3段の棚板を、アンティークボックスにネジで固定します。
引き出し棚の固定完了。
DIYテレビ台右側部分の組み立てが終わりました。
最後に、PS5を置く棚をネジで固定します。
テレビ台を背面を下にして倒します。
PS5を置く部分の底板をはめて……
床から2cmの高さになるよう、定規で測って印をつけます。
4カ所ネジ止めします。
反対側も4カ所ネジ止めします。
こんな感じ。
こんな感じ。
というわけで、立ち上げて引き出しを入れて、テレビやらPS5やらアルミコンテナやらを設置したら……
アカシア集成材を使用した、アンティーク×ナチュラルなDIYテレビ台の完成です♪
PS5専用棚。
なんてぴったりサイズなんでしょう♪
ダルトンのアルミコンテナもぴったり♪
PSVR2も収納箱のまますっぽり収納できました♪
引き出し上段にはゲームコントローラー。
引き出し2段目はゲームソフト類。
引き出し下段はコード類を収納しました。
我ながら、素晴らしい大型木工DIYができたと思います♪
疲労感はありますが、達成感はすごい!!
大型作品は体力勝負!
みなさんにも、この達成感をぜひ味わってほしいなと思うムラサキコです。
DIY初心者向けの家具は、以下の記事で紹介しています。
アカシア集成材を使ってテレビ台をDIYしてみよう♪
今回は、アカシア集成材とアンティークボックスを使用した、レトロでナチュラルなDIYテレビ台の作り方を紹介しました。
テレビ台は大型木工作品なのでDIYするにはなかなか体力が必要ですが、根気があれば誰でも作れます!
そして、DIYテレビ台が完成したときの達成感はハンパないです笑!
テレビ台をDIYする一番のメリットは、自分の好きなようにテレビ台をカスタマイズすることでテレビ周りをスッキリさせられること。
今回のムラサキコの場合は、「PS5やPSVR2をスッキリおしゃれに収納したい!」というのがテレビ台をDIYした目的でした(今回で3代目のDIYテレビ台です)。
「大型家具だから大変そう……」とビビったりせず、自分だけのオリジナルテレビ台をDIYしてみてはいかがでしょうか??
この記事が、オリジナルのテレビ台をDIYしたいと考えている人のお役に立てれば幸いです♪