木工DIYに欠かせないアイテム「手動のこぎり」。初心者向けから上級者向けまで、幅広い種類の手動のこぎりが販売されています。
これから木工DIYを始める予定の人の中には、「片刃と両刃どちらを選べばいいの?」「初心者・女性でも扱いやすくてまっすぐ切れるのはどれ?」と、どの手動のこぎりを購入すればいいかわからない人もいますよね。
今回は、木工DIY初心者におすすめの手動のこぎり5選を紹介!手動のこぎりの種類・選び方も解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
- 木工DIY初心者はまず、手動のこぎりの各部の名称を知ろう!
- 木工DIY初心者向け!手動のこぎりの選び方
- 硬い木材を多用するなら、電動のこぎりも選択肢
- 木工DIY初心者には「片刃」「横挽きor兼用刃」「替え刃式」の手動のこぎりが最適!おすすめ商品5選
- ダイソーなどの100均で木工DIY用の手動のこぎりは購入できる?
- 木工DIYを行う際の手動のこぎりの使い方
- 木工DIY後の手動のこぎりの手入れ方法
- まとめ:初心者に最適な手動のこぎりを選んで、木工DIYを楽しもう!
木工DIY初心者はまず、手動のこぎりの各部の名称を知ろう!
木工DIY初心者は、まず手動のこぎりの各部の名称を知っておきましょう。各部の名称を理解していないと、手動のこぎりの商品説明を読み比べても違いがわかりません。手動のこぎりの各部の名称は、上の写真で確認してください。
手動のこぎりには、刃が交互に外側に開いた「アサリ」と呼ばれる構造があるのが一般的。のこ身の厚さよりも幅が大きくなって摩擦抵抗が少なくなるため、のこぎりが挽きやすくなります。おがくずが外に排出されやすくなるのも、アサリがあるメリットです。
アサリがない手動のこぎりもあります。ダボ切りなど、表面を傷つけずに飛び出た木材をカットするのに、アサリ無しののこぎりは最適です。
のこぎりの刃と刃の距離のことを「ピッチ」と呼びます。ピッチが小さいのこぎりほど、切断面がなめらかでキレイな仕上がりになります。一方、ピッチが大きいのこぎりは切断面が荒くなりがちですが、スピーディーに切断できるのがメリットです。
✓寸目とは?
「7寸目」「8寸目」などと表示された手動のこぎりがありますが、「寸目」はのこぎりの刃の目の粗さを表すのに昔から使われている言葉です。寸目の数字が大きいほど目は粗くなり、小さいほど目は細かくなります。
1寸は約3cm、7寸は約21cm、8寸は約24cm。X枚の刃があるとして、7寸目は約21cmの間にX枚の刃が、8寸目は約24cmの間にX枚の刃が並んでいることを表します。つまり、8寸目よりも7寸目のほうが、目が細かくなります。
のこぎりの刃の厚さのことを「板厚」と呼ぶのも、覚えておきましょう。
木工DIY初心者向け!手動のこぎりの選び方
刃・形状・サイズなど、手動のこぎりにはさまざまな種類があります。木工DIY初心者が、初めて手動のこぎりを選ぶときに押さえたいポイントをまとめました。
結論を言うと、木工DIY初心者には「横挽き刃or兼用刃」「片刃タイプ」「替え刃式」の手動のこぎりがおすすめ。選び方とともに、おすすめな理由も解説します。
木目に合わせて刃を選ぶ
手動のこぎりの刃には「横挽き刃」「縦挽き刃」などの種類があり、カットする木材の木目方向に合わせて使い分けます。
木材の構造は、繊維が束になっているのが特徴。木材の繊維をのこぎりの刃で切ったり削ったりして、木材を切断します。
横挽き刃:木目に対して直角に木材をカットするのに使用
横挽き刃は向きの違う刃が交互に連なった形状で、刃の1つ1つが鋭くとがっているのが特徴です。繊維を断ち切るのに適しており、木目に対して直角に木材をカット(横挽き)するのに使用します。
横挽き刃は、左右2つの刃で繊維を断ち切りながら木材を切り進めるイメージです。
木工DIY初心者は、既製品の木材の幅を作品にそのまま利用するケースがほとんど。板の長さ調節のために木材を横方向にカットする工程が多いので、初心者は横挽き刃の手動のこぎりを選ぶのがおすすめです。
縦挽き刃:木目に対して平行に木材をカットするのに使用
縦挽き刃は、刃先が平らで横挽き刃よりもピッチが大きめなのが特徴。繊維を削り取るのに適した形状で、木材を木目に平行にカット(縦挽き)するのに使用します。
縦挽き刃は、彫刻刀やのみのように繊維の束を削りながら切り進めるイメージです。
木工DIY初心者は市販の木材の幅をそのまま利用するケースが多いため、木材を縦方向に切る機会は多くありません。縦挽きよりも、横挽きの手動のこぎりを優先的に用意しましょう。
兼用刃:1つの刃で縦方向にも横方向にもカット可能
兼用刃は、横挽き刃と縦挽き刃の両方が並んでいるのが特徴。同じ刃で、縦挽き・横挽きの両方に対応できます。扱いやすく幅広い木工DIYに対応できるため、初心者におすすめです。縦・横・斜めの全方向に対応した手動のこぎりもありますよ。
基本的な形状は、両刃タイプ・片刃タイプの2種類
手動のこぎりの基本的な形状は、「両刃タイプ」「片刃タイプ」の2種類。それぞれの特徴を解説します。
両刃タイプ:のこ身の両側に横挽き刃・縦挽き刃がそれぞれ付いている
両刃タイプの手動のこぎりは、のこ身の両側に横挽き刃と縦挽き刃がそれぞれ付いているのが特徴。カットする木材に合わせて、2種類の刃がサッと使い分けられます。横方向にも縦方向にも、木材をカットする機会が多い人におすすめです。
ただし、両刃な分サイズが大きく重みがあるので、木工DIY初心者には扱いにくいかもしれません。
片刃タイプ:刃は片側だけでコンパクト、横挽き・兼用刃が主流
片刃タイプは、のこ身の片方にだけ刃がある手動のこぎりです。軽量&コンパクトで扱いやすいため、木工DIY初心者におすすめ。片刃タイプの手動のこぎりは、横挽き刃・兼用刃が主流です。
効率良く木材をカットするにはサイズ・重さも重要
木工DIYに不慣れな初心者は、作業時間が長くなりがち。大きいのこぎりや重いのこぎりを使うと、体に負担がかかる可能性があります。木工DIYを挫折しないためにも、快適に作業できるサイズ・重さの手動のこぎりを選びましょう。
サイズはカットする木材の2~3倍が目安
一般的に、手動のこぎりのサイズはカットする木材の2~3倍の長さが目安と言われています。とはいえ、小さな木工DIY作品から始めた初心者でも、レベルアップして大きな木材を使う作品に挑戦するケースも多いでしょう。
木工DIY向けの手動のこぎりの刃渡りは200~270mm前後の商品が主流ですが、初心者なら250mm前後が扱いやすくておすすめ。250mm前後の刃があれば、小型~大型まで幅広い木工作品に対応できますよ。
重さは250グラム程度なら初心者・女性でも扱いやすい
木工DIY向けの手動のこぎりの重さは、300g未満が一般的です。商品によっては、150グラム未満の超軽量なものもあります。最近の手動のこぎりはどれも軽いので重さを気にしすぎる必要はありませんが、250g未満の商品を選べば初心者や女性でも扱いやすいですよ。
手動のこぎりの重さは、柄の素材が大きく影響します。籐を巻いた軽量なものや、エラストマー素材を使ったグリップ力が高いものなど商品によってさまざまです。重さも大切ですが、実際に握ってみて手にフィットする素材の手動のこぎりを選びましょう。
初心者には、刃が交換できる替え刃式がおすすめ
刃がまっすぐではない手動のこぎりを木工DIY初心者が研ぐのは、簡単ではありません。替え刃式の手動のこぎりは刃を交換するだけでメンテナンスが完了するので、手入れの手間が省けます。柄は使い続けられるため、コスパ◎なのもうれしいポイントです。
持ち歩くなら、折り込み式が便利
自宅以外の場所で作業するなどのこぎりを持ち運びたい人には、折り込み式(折りたたみ式)の手動のこぎりがおすすめ。のこぎりを首を折って柄の隙間に刃が収納できるので、安全かつコンパクトに持ち歩けます。収納場所をとりたくない人にも向いていますよ。
折り込み式は首部分が可動するため、強度は低め。首部分に無理な力をかけないよう注意して使いましょう。
✓柄の形状は棒型・ピストル型のどちらがおすすめ?
手動のこぎりの柄には、まっすぐな「棒型」とカーブした「ピストル型」の2種類の形状があります。
一般的に、棒型の長い柄の手動のこぎりは、木工家具作りなど木材の切断に比較的長い時間がかかるケースに適しています。一方、ピストル型は柄が短く力が入れやすいため、庭木の剪定など力を入れて短時間で木をカットする場面や狭い場所での作業に向いています。
握りやすいほうを選ぶのがおすすめですが、初心者がどちらを購入するか迷うなら、木工DIY向きの棒型を選ぶといいですよ。
初心者の使用頻度は低いが、特殊な木材カットに適した手動のこぎり
ここでは、特殊な木材カットに適した手動のこぎりを紹介します。木工DIY初心者が使用する頻度はそれほど高くありませんが、「こんな手動のこぎりもあるんだ~」くらいに知っておくといいですよ。
胴付きのこぎり
胴付き(導突き)のこぎりは板厚が非常に薄く、背が金属で補強されているのが特徴。横挽きよりも細かい刃がたくさん並んでおり、切断面がキレイに仕上がります。ホゾ(板同士を接合するための突起)を作る際など、精度が求められる作業に最適な手動のこぎりです。
アゼ挽きのこぎり
アゼ挽きのこぎりは、刃がカーブしているのが特徴。板の途中から木材を切り出すときや、細い溝を付けるのに便利な手動のこぎりです。両刃タイプと片刃タイプの両方があります。
回し挽きのこぎり
回し挽きのこぎりは、のこ身が非常に細いのが特徴の手動のこぎりです。ドリルなどであけた穴に刃を入れて木材を切り出せば、好きな形に板が切り抜けます。装飾パーツなど、曲線が多くて小さな部品を作るのにも最適です。
硬い木材を多用するなら、電動のこぎりも選択肢
硬い木材を多用するなら、電動のこぎりの使用も選択肢。桐材・パイン材などのやわらかい木材は手動のこぎりでスムーズにカットできますが、アカシア・ナラなどの硬い木材をカットするのは一苦労です。電動のこぎりを使用すれば、硬い木材カットの負担が軽減でき、作業効率もUPしますよ。
ただし、木工DIY初心者が電動のこぎりの扱うのは難しく、切断面が斜めになる可能性も。初心者は木工DIYにある程度慣れてから、電動のこぎりの購入を検討するのがおすすめです。
木工DIY初心者は、手動のこぎりでもカットしやすい桐材・パイン材などやわらかい木材を使った作品作りから始めましょう。
木工DIY初心者に必要なのこぎり以外の道具・工具は、以下の記事でチェックしてくださいね。
おすすめ記事:DIY初心者に必要な道具・工具は?最初に揃えるものを解説 | ムラサキコのゆるゆるDIY
木工DIY初心者には「片刃」「横挽きor兼用刃」「替え刃式」の手動のこぎりが最適!おすすめ商品5選
ここまで解説した手動のこぎりの選び方を考慮すると、木工DIY初心者には以下の3つの条件を満たす手動のこぎりがおすすめです!
片刃タイプの手動のこぎりはコンパクトで、のこぎりの扱いに慣れていない初心者でも扱いやすいのが魅力。初心者が作る木工DIY作品は横方向に木材をカットする工程がほとんどなので、横挽き刃あるいは兼用刃の手動のこぎりがあれば間に合います。替え刃式は刃を変えるだけでメンテナンスが完了するため、手入れの手間が省けるのがメリットです。
上記3つの条件を満たす、木工DIY初心者におすすめの手動のこぎりは以下の5つ。手動のこぎりをこれから購入する人は、ぜひチェックしてくださいね。
①岡田金属工業所 ゼットソー 265
木工DIY初心者からプロの大工職人まで幅広い人に使用されている、スタンダードな横挽き刃の手動のこぎりです。切断スピード・断面のなめらかさのバランスが良好なのが魅力。木工DIY初心者が初めて購入する手動のこぎりに、最適な1本です。
②岡田金属工業所 ゼットソーⅢ 265
縦・横・斜めのすべての方向の木材カットに対応した、ゼットソーシリーズの手動のこぎりです。一般木材からコンパネまで幅広い材料がカットでき、さまざまな木工DIYで活躍します。柄にはアルミ芯が使われており、耐久性も◎。ブラックカラーが見た目にかっこいいのも、おすすめポイントです。
現在ムラサキコが木工DIYで使う頻度が最も高いのが、「岡田金属工業所 ゼットソーⅢ 265」です。
③ユーエム工業 シルキー ウッドボーイ 8寸目
折り込み式の人気商品「シルキー ウッドボーイ」シリーズの手動のこぎりです。未来目という、独自のアサリなし刃を採用しているのが特徴。縦・横・斜めのあらゆる方向にカットでき、切断面が美しいのが魅力です。ゴム素材の柄はグリップ力◎で握りやすいので、木工DIY初心者に最適。コンパクトに折りたためるため、持ち運びにもおすすめです。
④バクマ工業 バクマソー片刃 265 木柄
ホームセンターなどの店舗で販売されていることが多い、定番の手動のこぎりです。軽量で扱いやすいのが、バクマソーのおすすめポイント。コスパも良好で気軽に購入できるため、木工DIY初心者に最適な1本です。
ムラサキコが初めて購入した手動のこぎりもバクマソーです。刃を交換しながら現在も使い続けています。
⑤髙儀 シャークソー 替刃式鋸 たて・よこ・ななめ
工具を中心に販売する髙儀(タカギ)の人気シリーズ「シャークソー」の、縦・横・斜め対応の手動のこぎりです。独自形状の刃は鋭い切れ味で、木工DIY初心者からプロまで使う人を選びません。クリアコート仕上げで防錆効果が期待でき、長く使えるのもおすすめポイントです。
ダイソーなどの100均で木工DIY用の手動のこぎりは購入できる?
2024年7月現在ダイソー・キャンドゥ・セリアの大手100均をリサーチした結果、3社とも手動のこぎりの取り扱いが確認できました。刃渡り20cm前後のコンパクトな商品が多いようです。「とにかく安い手動のこぎりが欲しい」という木工DIY初心者は、100均をチェックしてみましょう。
木工DIYを行う際の手動のこぎりの使い方
ここでは、木工DIYを行う際の基本的な手動のこぎりの使い方を解説します。超初心者向けの内容なので、これから木工DIYを始める予定の人は、チェックしましょう!
手動のこぎりを使った木材の基本的な切り方
- STEP1木材を安定する場所に置いて固定する
作業台・椅子の端などに木材を置き、利き手とは反対の手でしっかり固定します。切断箇所が、必ず浮いた状態になるよう注意しましょう。木材が安定しないときは、クランプで台に固定するのもおすすめです。
- STEP2切り始めに刃を当てて溝をつける
墨線(木材をカットする目安のライン)の切り始めに軽く手動のこぎりの刃を当てて溝を付けます。
- STEP3木材を切り進める
切り始めは、刃を細かくこするように手動のこぎりを動かします。ある程度挽き進んだら、大きくリズミカルに動かしましょう。
手動のこぎりを引くときに、木材はカットされます。引くときに力を入れ、押すときに力を抜くよう意識しましょう。刃を30度くらいに寝かせるのが、ブレずにまっすぐ切るコツです。
切り進めるとおが屑で墨線が見えなくなるので、おが屑を息で吹き飛ばしながら作業を進めましょう。
- STEP4木材の切り終わり
切り終わりは、木材が落下したり角が欠けたりする可能性があります。手動のこぎりを引く速度をゆっくりにし、木材を保持しながら切り落としましょう。
まっすぐ切れないなら、のこぎりガイドの使用もおすすめ
「どうしてもまっすぐ木材が切れない」という木工DIY初心者には、のこぎりガイドの使用もおすすめ。木材に装置を固定したりボックスに木材を乗せたりして、のこぎりの刃がまっすぐ動くよう補助します。
ただし、装置が手元の邪魔になったり設置の手間がかかったりする点には注意が必要。まずはガイドを使わず、手動のこぎりで木材をカットしてみましょう。木材カットを続けるうちに、だんだんと技術が向上しますよ。
ムラサキコの木工DIYでは、カッターで付けた溝をガイドにする裏技を採用しています。気になる人は、以下の記事をチェックしてくださいね。
おすすめ記事:スパイスラックをDIY♪【調味料をスッキリ収納できる収納棚の作り方を紹介します】 | ムラサキコのゆるゆるDIY
木工DIY後の手動のこぎりの手入れ方法
手動のこぎりは、使うたびに手入れすれば切れ味が持続して長く使えます。替え刃式の手動のこぎりでも、基本的なメンテナンスは実施しましょう。
木工DIY初心者・上級者に関わらず、日々のメンテナンスは大切です。
基本的なメンテナンス方法
手動のこぎりを使った後に行う基本的なメンテナンスを表にまとめました。
手入れ | 頻度 | 方法 |
木くずの除去 | 使用するたび | 刃の間に詰まった木くずを、歯ブラシなどで除去する |
ヤニの拭き取り | ヤニが付いた場合 | 専用クリーナーでヤニを落とす |
油引き | 切れ味の悪さを感じたら | 潤滑油・錆止め剤を刃にかけ、布で拭き取る |
手動のこぎりを使ったあとは、必ず刃の間に木くずが挟まります。木くずの残したままにすると錆の原因になるので、手動のこぎりを使い終えるたびに歯ブラシなどで木くずをかき出しましょう。
板をカットすると、木材から溶け出したヤニ(樹液)が刃に付着することがあります。ヤニも錆の原因になるので、専用クリーナーで落とすのが大切です。
また、手動のこぎり切れ味が落ちたと感じた場合、油引きをすればある程度切れ味が復活します。定期的に潤滑油・錆止め剤を刃にかけ、布で拭き取りましょう。
潤滑油・錆止め剤の代わりに、サラダ油を使ってもOKです。
替え刃の交換方法
手動のこぎりの替え刃の交換には、コツがいります。木工DIY初心者向けに替え刃式手動のこぎりの一般的な刃の交換方法を解説するので、参考にしてください。
ここで紹介するのは、あくまで基本的な替え刃の交換方法です。持っている手動のこぎりの説明書きを確認し、指示通りの方法で刃を交換しましょう。
手動のこぎりののこ身にふきんなどを巻き付けて、手で握れるようにします。
ケガ防止のためにも、必ず手袋を履いて作業を実施しましょう。
刃を持って背を下側にし、柄を木材などに叩きつけてロックを外します。
意外と力がいるので、強めに叩きましょう。
のこぎりの背を木槌などで叩いてロックを外す方法もありますが、少しコツが必要。
木工DIY初心者には、柄を叩く方法が簡単でおすすめです。
こんな感じでロックが外れました。
新しく交換する刃にも布巾を巻いて、柄に刃のフック部分を引っ掛けます。
少し刃をまっすぐにします。
手の力では、ロックはしっかりかかりません。
背金(刃と柄をつないでいる部分)を、木材などに叩きつけましょう。
数回叩けば、ロックがしっかりかかり、刃がまっすぐになります。
以上で、手動のこぎりの替え刃の交換完了です。
慣れれば、初心者でも簡単に替え刃が交換できるようになりますよ。
まとめ:初心者に最適な手動のこぎりを選んで、木工DIYを楽しもう!
今回は、手動のこぎりの種類・選び方や木工DIY初心者におすすめの商品を紹介しました。木工DIY初心者には、以下の3つの特徴が当てはまる手動のこぎりがおすすめです。
この記事を参考に自分にぴったりの手動のこぎりを見つけて、木工DIYを楽しんでくださいね。
木工DIY初心者は、以下の記事で必要な道具・工具を確認してくださいね。