鏡付き木製メイクボックスの作り方【DIY初心者でも作れます♪】

写真はキャンドゥの木材。
厚さ1cm程度の軽めの木材を必要分用意しましょう。

桐やファルカタなどの軽い集成材がおすすめです。

引き出しとして使用する木箱を用意します。
今回はセリアのコレクションケースを使用しました。
２個用意しましょう。

コレクションケースに使われている蝶番などの金具は再利用するのでおぼえておいてください。

セリアの木製スタンドミラー。
木製でネジ止めできてスタンドを取り外せる鏡ならなんでもOKです。

セリアの留め金。
上蓋と引き出しぶん必要なので、3つ用意してください。

上蓋と本体、鏡と本体をつなぐのに使用します。
計6個用意しましょう。

コレクションケースの蝶番を再利用するので、ほかに3つあればOK。

細めの木ネジを多めに用意しましょう。

磁石と金属パーツ。
鏡を上蓋に固定するのに使用します。
鏡は意外と重みがあるので、小型で強力なネオジウム磁石がおすすめです。
金属パーツはあまり厚みがなく磁石につくものであればなんでもOK。

写真の金属パーツは壊れた留め金の一部です。

L字パーツは鏡を開いたときに固定する台として使用します。
100円均一などで売っているそんなに大きくないパーツでOKです。

上蓋を開いたり本体を持ち運ぶために取り付ける取っ手です。
ハンドルでもかまいません。

木材をカットするために使用します。

ふつうのドライバーでもいいですが、電動のドライバーのほうが作業効率がいいと思います。

木材を整えたり、塗料を削るのに使用します。100均で売っている、いろんな目の紙やすりが入っている商品がおすすめです。

磁石を取り付けるのに使用します。
速乾タイプがおすすめです。

好きな色味のウッドワックスを用意します。

ムラサキコのお気に入りはオスモのウッドワックス「チーク」です。

本体を色付けする好きな色の水性塗料を用意しましょう。

いろいろ悩みましたが、今回はツヤなしのブラックにしました。

ウッドワックス用とカラー用、2つのハケを用意しましょう。
ふきんはウッドワックスを拭き取るのに使用します。

ビニール手袋は塗料を塗るときに使用します。

写真のニトリルグローブ、丈夫でとってもおすすめです！

塗装時に使用します。
インクが染み出ることがあるので2枚用意するのがおすすめです。

まずは木材をカットするための線を引いていきます。
カットするサイズに合わせて、シャープペンと定規で線を書きこみましょう。

のこぎりで切るときのガイドとして、書いた線に沿ってカッターで切れ目を入れます。

レジャーシートを2枚重ねて敷き、作業場を確保します。

木材をのこぎりでカットします。
力を入れすぎず、カッターで入れたガイドに沿ってカットしていきましょう。

出た木くずはこまめに掃除機で吸ってキレイにしながら作業をするのがおすすめ。
後の手間を省けます。

カットした木材をやすりがけします。
とくにのこぎりでカットした面は念入りにやすりがけしましょう。

カットした木材。
上蓋の木材だけ写真に取り忘れました……
底用の板だけ不要になった棚板を再利用したので色が違います。

みなさんも不要な板があればどんどん再利用しましょう。

次に引き出し用のコレクションケースを分解していきます。

ドライバーで留め金を丁寧に取り外します。

蝶番も外します。
蝶番はあとで再利用するので大切にとっておきましょう。

分解した後。

外した金具は他の作品にも使えるので、小袋に入れてとっておきます。

塗装で汚れないように、コレクションボックスの内側にマスキングテープを貼ります。

貼り終わったあと。

鏡のスタンドをマイナスドライバーなどで取り外します。
普通に手で引っ張っても取れますが、慎重に外しましょう。

鏡も塗装で汚れないようにマスキングします。

鏡がギリギリのサイズだったので、ヤスリで少し削ります。

鏡の裏側もマスキングします。

木材にウッドワックスをハケで塗ります。

塗ったらすぐふきんで塗料を拭き取りましょう。

鏡も引き出しもすべてウッドワックスで塗装し、丸一日乾かします。

ウッドワックスを拭いた布は発火の恐れがあるので、水につけて捨てるようにしてください。

木材が完全に乾いたら引き出しの仕切り部分から組み立てていきます。

シャープペンと定規を使って引き出しの仕切りを取り付ける位置に線を引きます。

←赤い線のように線を引きましょう。

位置が決まったら、一辺につき３か所ネジ止めします。

こんな感じ。

引き出しの仕切り棚を取り付けました。

次に、引き出し背面の板を取り付けます。

３か所ネジ止めしましょう。

引き出し背面取り付け終了。

背面と底面の板もネジで取り付けます。

基本的に1辺３か所ネジ止めするようにしましょう。

背面と底面取り付け終了。

背面の板に線が入っているのは、サイズをミスったからです……

あまり見えない部分だし、あれくらいの失敗なら余裕で板を再利用します笑

前面の板を取り付けます。

左右２か所ネジ止めしましょう。

これで本体の組み立ては完成しました。

水性塗料（カラー）を塗る前にマスキングします。
写真は本体上部。

引き出し部分の内側。

底。

上蓋裏。
すべてマスキングしましょう。

水性塗料（カラー）をハケで塗っていきます。

シャビーな感じに仕上げたいので、べったり塗らず、サラッと塗りましょう。

塗装完了。

一応上蓋の写真も。
丸１日乾かしましょう。

水性塗料が完全に乾いたら、マスキングテープをすべてはがします。

シャビーな感じに仕上げるために、角を紙ヤスリで削ります。

細目の紙ヤスリで削ったほうが仕上がりはキレイです。

上蓋削り終わり。

本体もヤスリがけします。

ヤスリがけ終了。

引き出しに留め金を取り付けます。

引き出しを収納した状態で調整しながら本体にも留め金を取り付けます。

留め金取り付け完了。
板が反っていたのでビビッてゆとりある設計にした結果、引き出しと本体の隙間が大きくなってしまいました……
引き出しの隙間を1mm小さくしてよかったかもしれません。

引き出しの小箱についていた蝶番を再利用。
開いたり閉じたりするので、強度を高めるために3つ蝶番を取り付けます。

なるべく蝶番が鏡上端からはみださないように、ネジで取り付けましょう。

取りつけ終了。
開いたらこんな感じ。

上蓋に鏡を取り付けるだいたいの位置を決めます。
本体にきちんとおさまるように鏡の位置を微調整しましょう。

上蓋は自宅にあった廃材なので傷だらけです笑
余った木材はどんどん利用しましょう♪

上蓋に鏡をネジで取り付けます。

上蓋を本体に蝶番で取り付けます。

ずれないように本体と上蓋をしっかり押さえてネジ止めしましょう。

蝶番の取り付け完了。

上蓋を閉じたときに鏡が落ちないよう固定するための磁石と金属パーツを取り付けます。

磁石を上蓋の鏡が止まる位置に瞬間接着剤で取り付けます。

上蓋下部が穴だらけなのは鏡の取り付け位置をムラサキコがミスったからです笑
みなさんは鏡の上下を間違えないようにしてくださいね笑

鏡に金属パーツを取り付けます。

鏡を開くとこんな感じ。
開いたままで磁石の接着剤を数分乾かしましょう。

リピート：
上蓋は自宅にあった廃材なので傷だらけです笑
余った木材はどんどん利用しましょう♪

L字パーツを本体前面内側に取り付けます。
収納するときの鏡の厚さを考えて、上端から1.5cmくらい下の部分に付けましょう。

2個並べてこんな感じ。

写真のようにL字パーツの上に鏡が固定されます。

上蓋と本体にも引き出しと同じように留め金を取り付けます。

上蓋の中心に取っ手を取り付けるための穴をあけます。

蓋の裏側からネジを通して

取っ手を取り付けます。

完成♪